アトピーの薬の副作用で外出も出来ず
私は生まれた時からアトピー性皮膚炎でした。小さい時からいくつもの皮膚科を転々としてきました。けれども大人になってからは毎日、薬を塗っていればそんなに目立つことなく、普通に毎日化粧をしていました。それが、二人目を出産して半年くらいたっ た時でした。突然、吹き出物と湿疹が出始めて日に日に赤くなっていきました。病院に行って薬をもらいましたが、あまり効果はなく、どんどん強い薬が出されるのですが良くなる気配は無いままでした。それどころか、どんどん顔が腫れてパンパンになり、真っ赤で吹き出物も増えて、以前の顔がわからないくらいにまでなってしまいました。
外出するのが嫌で仕方なくて買い物と病院くらいしか外出しませんでしたがそれも苦痛で、マスクをつけてずっと下を向いて歩いている状態でした。小さな子供が二人いるのに、どこにも連れていってあげられず、庭で遊ばせてあげるくらいしかできない自分にもストレスがたまる一方でした。
そんなどうにもならない状態の時に、神崎先生を紹介して頂きました。
先生のお話はうなずけることが多々ありました。私は小さな時から好き嫌いが多くて、食事に苦労したと母から聞いていたからです。私はわらにもすがる思いで食医食生活を始めました。幸い私の両親が田畑で無農薬の米や野菜などを育てていたので、すごく助かりました。
他の食材や調味料もあちこちのスーパーを回って探しました。そして一食一食チェックしながら、献立を考える毎日でした。先生もたいへん親切に、分からない事、困った事があるとその都度、教えて下さり、細かい所まで、沢山のアドバイスをしてくださいました。
そして常に励ましの言葉をかけてくださいました。そのおかげで顔の腫れや赤みが引き吹き出物も減っていきました。私はこの調子で良くなってくれればと、毎日しっかりとした食生活を心がけていました。
ところがそんな 生活をし始めて数ヶ月後、また顔の赤み、湿疹、吹き出物が悪化し始めました。正しい食生活をしているはずなのにどうしてという気持ち、また最悪の状態に戻るのではないかという恐怖で本当に落ち込みました。そんな時、神崎先生から、そういう時が必ずあるという事と、励ましの言葉を沢山頂き、また頑張っていこうという気持ちになりました。
それからも徹底した食生活を続けていきました。するとまた、だんだんと回復していき、あんなにあった吹き出物が一つもなくなり、今までは触るとガサガサだった肌が、ちゃんとした肌に戻っていき顔の赤みが徐々に薄くなっていきました。やっとここまで来れたという気持ち、ほっとする気持ちでいっぱいでした。そして化粧が出来る様になりました。子供たちを公園に連れていったり、友達とご飯を食べに行ったりとそんな何気ない事が、今まで出来なかったので、何より嬉しかったです。そして特にダイエットをしていたわけではないのに気がつけば体重が、３キログラムも落ちていました。
今では仕事にもつく事ができ、平日は仕事に、休日は子供たちを連れて、遊びに出かけたりと、忙しくもとても充実した毎日をおくっています。
本当にここまで来るのは長く、つらい日々もたくさんありました。私はもし先生に出会っていなければと思う恐ろしくてなりません。先生には感謝という言葉ではおさまり切らない気持ちでいっぱいです。
そして食医食の大切さを学ばせて頂き、 身を持って実感しました。私は二度と前の自分には戻りたくありません。そして子供達に同じ思いをさせたくはありません。辛い時期に支えてくれた両親のよう に、私も親として、出来る限りの事をしてあげたいと思っています。そのためには、これからもしっかりとした食医食生活を送っていこうと思います。
